2015年03月22日
何にもかえられない大切な「命」
当院でお産された方のお産の感想をご紹介します。(ブログの掲載にあっては、ご本人の承諾を得ています)
「お正月には3人家族になっているね」と主人と話しながら予定日(12月29日)迎えました。
・・・が、予定日を1日、2日と過ぎ、年明けを迎え、気がつくと1週間以上を過ぎても陣痛のくる気配がなく、さすがに焦りはじめました。陣痛を促すと言われる(イカ汁、ヤギ汁、スクワット、階段の登り降り、浜辺ダッシュ、ラズベリーリーフティ等々)あらゆるものを試しましたが効果がなく、不安に思っていましたが、史先生をはじめ、助産師さんが「何の心配もいらないから、ただリラックスして待っていて下さい」とアドバイス頂き、不安を抱えつつも気持ちを楽に過ごすことを心掛けました。すると、予定日を11日過ぎた1月9日23:30頃、いつもの様に家でスクワットをしていると、急に陣痛がきて、おしるしが確認でき、クリニックへ向かうことにしました。「待ちに待った陣痛♡」と笑って喜んでいたのも束の間、痛みがどんどん増していき、とても笑える状況じゃなくなっていきました。分娩室に入ってからは、助産師さんの勧めでアロマ入りのお風呂に入れてもらいました。すると陣痛の痛みが半減し楽になりました。それでも期間を追う毎に痛みは増していき、その間、ずっと腰にアロママッサージをしてもらっている間は人の手のぬくもりを感じ涙が出そうになりました。
予定日はだいぶ待たされたので、お産になったらスルッと出てきてくれるのではないかと全く根拠のない期待を抱いていた私は、この時はまさか23時間ものお産になるとは考えもしませんでした。
お昼を過ぎ、夕方になり、10cm開いたと聞かされたので、もうすぐ赤ちゃんに会えると、陣痛をこらえながらワクワクしていましたが、私の頑丈な卵膜はなかなか破れてくれず、日が暮れていきました。
陣痛の間中、その時間のほとんどをお風呂の中で過ごしながら、「もしかすると日をまたぐかもしれない」と聞かされ、この痛みで明日まで持ち越したら体力が持たないと感じ、絶対に今日中に産もうと奮い立ち意識的に力を入れました。ほぼ丸一日お風呂の中で陣痛の痛みに耐えていると、破水がみられ、それからは一気にお産が進みました。
椅子に座った主人の腰につかまり、強い陣痛の痛みと共に思いきりいきみ、腰が破裂するんじゃないかと思うほどの痛みの中で主人が「もうすぐだよ。頑張れ」と声を掛けてくれ、痛みで叫んでいる私を助産師さんもずっと「いい感じだよ。もうすぐだよ」と励ましてくれました。すると、左足に温かい赤ちゃんらしきものを感じ、気がつくと赤ちゃんを胸の上でカンガルーケアしていました。数分前までのこの世のものとは思えない痛みは遠のき、安心感と達成感と幸福感で満たされ、心からの感謝の気持ちで一杯になりました。胸の上でずっしりとした確かな我が子の重みと手足の動きを感じると愛しさが一気にこみあげてきました。
お産の前後とでは全く違う自分になった様な気さえしました。
本当にたくさんの人達に支えられ、何にもかえられない大切な「命」を無事に胸に抱くことが出来ました。
「お産」には漠然としたイメージしかなかった私ですが、一つの「お産」にこんなにもたくさんの人達が応援してくれ、意識をかたむけてくれる温かい空間に益々感謝の気持ちで一杯になりました。
また、マタニティクラスを受講する中で、「赤ちゃん(命)」を中心に考えていく教育が10ヶ月の間に私に母親になる意識を芽生えさせてくれ、幸せなマタニティ生活、そして貴重なお産の経験へと導いてくれました。
入院生活中も、これ以上ないと思えるほどのケアをしていただきました。
助産師さんの声掛けや気遣い、アドバイス、美味しい栄養満点の料理、スタッフさん全員の心遣いと向き合い方の根底に「愛情」を感じることができ、史先生をはじめ、ゆいクリニックにたずさわっている人々の人間性が光る場所だと感じました。
私達夫婦は、かけがえのない命を授かり、家族としての新たなステージを迎えました。これから新たに加わってくれた我が子と3人で新たな家族の歴史を築いていく中で、そのスタートの場がゆいクリニックさんで本当によかったと感じています。本当にどうもありがとうございました。
「お正月には3人家族になっているね」と主人と話しながら予定日(12月29日)迎えました。
・・・が、予定日を1日、2日と過ぎ、年明けを迎え、気がつくと1週間以上を過ぎても陣痛のくる気配がなく、さすがに焦りはじめました。陣痛を促すと言われる(イカ汁、ヤギ汁、スクワット、階段の登り降り、浜辺ダッシュ、ラズベリーリーフティ等々)あらゆるものを試しましたが効果がなく、不安に思っていましたが、史先生をはじめ、助産師さんが「何の心配もいらないから、ただリラックスして待っていて下さい」とアドバイス頂き、不安を抱えつつも気持ちを楽に過ごすことを心掛けました。すると、予定日を11日過ぎた1月9日23:30頃、いつもの様に家でスクワットをしていると、急に陣痛がきて、おしるしが確認でき、クリニックへ向かうことにしました。「待ちに待った陣痛♡」と笑って喜んでいたのも束の間、痛みがどんどん増していき、とても笑える状況じゃなくなっていきました。分娩室に入ってからは、助産師さんの勧めでアロマ入りのお風呂に入れてもらいました。すると陣痛の痛みが半減し楽になりました。それでも期間を追う毎に痛みは増していき、その間、ずっと腰にアロママッサージをしてもらっている間は人の手のぬくもりを感じ涙が出そうになりました。
予定日はだいぶ待たされたので、お産になったらスルッと出てきてくれるのではないかと全く根拠のない期待を抱いていた私は、この時はまさか23時間ものお産になるとは考えもしませんでした。
お昼を過ぎ、夕方になり、10cm開いたと聞かされたので、もうすぐ赤ちゃんに会えると、陣痛をこらえながらワクワクしていましたが、私の頑丈な卵膜はなかなか破れてくれず、日が暮れていきました。
陣痛の間中、その時間のほとんどをお風呂の中で過ごしながら、「もしかすると日をまたぐかもしれない」と聞かされ、この痛みで明日まで持ち越したら体力が持たないと感じ、絶対に今日中に産もうと奮い立ち意識的に力を入れました。ほぼ丸一日お風呂の中で陣痛の痛みに耐えていると、破水がみられ、それからは一気にお産が進みました。
椅子に座った主人の腰につかまり、強い陣痛の痛みと共に思いきりいきみ、腰が破裂するんじゃないかと思うほどの痛みの中で主人が「もうすぐだよ。頑張れ」と声を掛けてくれ、痛みで叫んでいる私を助産師さんもずっと「いい感じだよ。もうすぐだよ」と励ましてくれました。すると、左足に温かい赤ちゃんらしきものを感じ、気がつくと赤ちゃんを胸の上でカンガルーケアしていました。数分前までのこの世のものとは思えない痛みは遠のき、安心感と達成感と幸福感で満たされ、心からの感謝の気持ちで一杯になりました。胸の上でずっしりとした確かな我が子の重みと手足の動きを感じると愛しさが一気にこみあげてきました。
お産の前後とでは全く違う自分になった様な気さえしました。
本当にたくさんの人達に支えられ、何にもかえられない大切な「命」を無事に胸に抱くことが出来ました。
「お産」には漠然としたイメージしかなかった私ですが、一つの「お産」にこんなにもたくさんの人達が応援してくれ、意識をかたむけてくれる温かい空間に益々感謝の気持ちで一杯になりました。
また、マタニティクラスを受講する中で、「赤ちゃん(命)」を中心に考えていく教育が10ヶ月の間に私に母親になる意識を芽生えさせてくれ、幸せなマタニティ生活、そして貴重なお産の経験へと導いてくれました。
入院生活中も、これ以上ないと思えるほどのケアをしていただきました。
助産師さんの声掛けや気遣い、アドバイス、美味しい栄養満点の料理、スタッフさん全員の心遣いと向き合い方の根底に「愛情」を感じることができ、史先生をはじめ、ゆいクリニックにたずさわっている人々の人間性が光る場所だと感じました。
私達夫婦は、かけがえのない命を授かり、家族としての新たなステージを迎えました。これから新たに加わってくれた我が子と3人で新たな家族の歴史を築いていく中で、そのスタートの場がゆいクリニックさんで本当によかったと感じています。本当にどうもありがとうございました。
Posted by 島袋 史 at 16:02│Comments(0)
│お産後の感想(感想ノートより)