ゆいクリニックの案内

ゆいクリニックでお産ができたことに感謝します。
妊娠中、出産、出産後のすべての時間が至福の一時でした。
私のお産は予定日の６日前におしるしと少量の破水があり入院。その後は３日間の微弱陣痛との戦いでした。
最初は余裕のあった私も、ゴールの見えない痛みで心が折れそうでした。
食事も摂れず、おしっこも出ず、寝ることもできないことで
「ちゃんと赤ちゃんは産まれるのだろうか」
と不安でいっぱいでした。

本陣痛が来ない中、いきみ方が上手くいかないので、色々なスタイルにも挑戦しました。
その中でも、バランスボールに体を預けるスタイルだと力が入るような気がしました。
今思うと、フリースタイルではない分娩台の上でのお産だと考えるだけで、ゾッとします。

３日目の夕方、
「もう無理、自分の力では産むことができない」
と涙が溢れてきました。
自分の力のなさに、赤ちゃんに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そこで史先生に相談し、
「診察しましょう」
の流れから、約１時間半で出産することが出来ました。
いきむ時に、何度も諦めようと思う私の心を、史先生の「今の上手」「もう出てくるよ」「力を抜いて」との励ましで最後まで頑張ることが出来ました。
待望の赤ちゃんが産まれた瞬間は大号泣、何だか分からない気持ちで胸がいっぱいになりました。おなかの上で泣く我が子がいとおしくて、こんな幸せな時間があることを初めて知りました。

カンガルーケア最高です。主人もパパーカンガルーをしました。３人が一つになったような気がしました。


出産後は、これまでの辛さが何だったのかと感じられるほど気持ちが高ぶり、母子同室で我が子を抱いて寝ていると、多くの人に支えられて産まれてきた子に対する愛情が強くなりました。
一生守っていこうと思いました。
私だけでなく主人の気持ちにも大きな変化があったように思えます。
それはゆいクリニックだからできたことで、他院では絶対にできなかったと思います。

そんな私達家族を支えてくださったゆいクリニックのみなさん。
夜中に入院となった私を温かく迎え、一晩中そばにいて腰をさすって励ましてくださった辻さん、板垣さん。
忙しい時間にも何度も何度も見に来てくださって安心しました。
心と体をゴットハンドで癒してくださった松原さん、峯田さん、加木さん。
特に悩んでいたおっぱいから、おっぱいマッサージで我が子がたくさん飲めるほど出るようになった時はとても嬉しかったです。
そして出産時や夜中ついてくださった古川さん。どんな時も親切、丁寧にやさしく接して支えてくれました。
またおいしすぎる食事にアロママッサージ、心も体もすぐに回復することができました。
いつも部屋を快適にしてくれた金城さん、ありがとうございました。
安心してリラックスできる場所、家族がひとつになれる場所、そんなゆいクリニックで過ごせたことが幸せです。
また次も必ず戻ってきます。
史先生、素敵な病院を、すばらしい時間をありがとうございます。