この場所に出逢えて人生が変わった

島袋 史

2015年01月31日 18:20

今回は、前回もゆいクリニックでお産され、お二人目の子のお産の感想を書いてくれたのでご紹介します。
(ブログの掲載にあたっては、ご本人の承諾を得ています)

2年前にゆいクリニックで第一子を出産した私は、第二子の出産もゆいクリニック以外は考えられませんでした。
先生の理念や助産師さん達のサポート、スタッフの皆さんの丁寧な対応、お食事、全てにおいて心から信頼できるゆいクリニック。
この場所に出逢えて、私の人生が変わったといっても大げさではないように思います。

振り返ってみると、第一子の妊娠中、赤ちゃんが頑張って出てきてくれるんだから、「痛い」という言葉は言わないようにと思っていた私。
陣痛中はバランスボールに乗ろうかな?
産綱を使おうかな?
など、マタニティクラスで教わった事や、ゆいならではのものを色々と利用してお産を乗り切るぞー!
と意気込んでいました。
しかし、いざお産になると、とにかく痛くて痛くて、最後まで「痛い」しか言えませんでした。
体勢も四つん這いで産んだものの、なんだか自分から何もできなかったな・・・という気持ちが大きく、それを少し悔いに思っていました。
赤ちゃんを胸の上に抱いて、おっぱいを飲ませても、
「本当に赤ちゃんは元気かな?」
「飲み方はこれでいいの?」
自分の体には様々な処置が施され、
「次に何が待っているの?」
という感じで、先生や助産師さんはやさしくしてくれていたにも関わらず、とてもリラックスという状態ではありませんでした。
そんな第一子の出産を踏まえて、改めて今回の妊娠中にマタニティクラスを受けた時、自分がしたいようにしていい事、頭で何も考えなくていい事、何かしてほしい時にしてもらえる事を知って、いざお産の時は身を任せる気持ちで迎えていいんだと思えました。
前回のお産も、あれでよかったんだと思えたとき、とてもホッとしたのを覚えています。

そして迎えた第二子の出産。
主人と共にクリニックに着いてからも陣痛で痛みを感じつつ気持ちはどこかリラックスしている私。
お産が進む中でも心の中で
「赤ちゃんがんばって」
と声をかけ、助産師さんが
「赤ちゃんこっちだよ、出てきて」
と言ってくれているのを聞いて、
「助産師さんの声が聞こえる方だよ、わかる?」
と赤ちゃんに話しかけ続けました。
そうすると、赤ちゃんがどの辺に降りてきているのか感じる事が出来だし、出てくる瞬間も落ち着いて迎える事ができました。

赤ちゃんが出てくるまで、「痛い」という言葉を一度も発することなく、痛みの中でも赤ちゃんに声をかけられた事、第一子の時にこうしたいと思っていたお産が思いもかけずできて、赤ちゃんを抱いているときは感動と安心感でいっぱいでした。
幸福感と温かい空気感に包まれていたあの瞬間は一生忘れることはないと思います。
私に気持ちの余裕を与えてくれたのもすべてタイムリーな声かけやサポートで、応援してくれた助産師さん、先生のおかげです。
そして、初産を経験させてくれた上の子にもありがとうと言いたくなりました。

入院中も、細やかなケアをありがとうございました。特におっぱいケアには大変お世話になり、皆さんが丁寧に丁寧にマッサージしてお手伝いしてして下さったおかげで、不安や辛さがなくなりました。上の子の時にうまく助けを求める事が出来ず、痛くても仕方ないんだろうと思い、しばらくの間辛くて辛くてどうしようもなかった授乳。今回はたくさんのアドバイスをいただけたので、安心できそうです。

書きたい事、伝えたい事はまだまだ山程あります。スタッフの皆さんお一人お一人の名前を挙げてお礼を申し上げたいのですが、そうするとこのノートが終わってしまいそうです(笑)どうぞご了承ください。

先生、助産師の皆さん、ゆいクリニックの全てのスタッフの方々、私の人生を豊かで充実したものにして下さって本当にありがとうございました。
ゆいクリニックで二人の子供を出産できたこと、ここで皆さんにしていただいたことは私の宝物です。
これから益々クリニックが発展し、ゆいの輪が広がっていくことを心から応援しています。
たくさんの女性と赤ちゃんがゆいクリニックで幸せを得られますように。

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